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2014年6月30日、レトロゲームの復刻ビジネスやデジタルコンテンツの配信を行なっている株式会社D4エンタープライズ(本社・東京都千代田区、代表取締役・鈴木直人)は、同社が運営するゲーム音楽配信サービス『EGG MUSIC(※)』において、新規コンテンツ『ドラキュラII 呪いの封印 SOUNDTRACKS(FC国内版)』&『Castlevania II Simon’s Quest SOUNDTRACKS(NES海外版)』と『王家の谷 エルギーザの封印 SOUNDTRACKS(MSX版)』をリリースします。

タイトル :
ドラキュラII 呪いの封印 SOUNDTRACKS(FC国内版)
Castlevania II Simon’s Quest SOUNDTRACKS(NES海外版)

アーティスト名 :
コナミ矩形波倶楽部

配信サイトURL :
ドラキュラII 呪いの封印 SOUNDTRACKS(FC国内版)
個別購入(1曲) 100円 アルバム購入(全9曲収録) 600円(共に税抜)

http://www.amusement-center.com/project/emusic/cgi/eggmusic_catalog-detail.cgi?product_id=9680

Castlevania II Simon’s Quest SOUNDTRACKS(NES海外版)
個別購入(1曲) 100円 アルバム購入(全9曲収録) 600円(共に税抜)

http://www.amusement-center.com/project/emusic/cgi/eggmusic_catalog-detail.cgi?product_id=9690

ドラキュラII 呪いの封印 SOUNDTRACKS & Castlevania II Simon’s Quest SOUNDTRACKSセット
個別購入(1曲) 100円 アルバム購入(全18曲収録) 1,200円(共に税抜)

http://www.amusement-center.com/project/emusic/cgi/eggmusic_catalog-detail.cgi?product_id=9700

発 売 日 :
6月30日

『ドラキュラII 呪いの封印』のサントラが、高音質リマスタリングでEGG MUSICに登場。なんと海外バージョンまで網羅した充実の内容だ!

『悪魔城ドラキュラ』の好評を受け、『II』はその約一年後に登場した。基本的なゲームシステムはそのままに、広大なマップとRPG的な成長要素を採り入れた、野心的な続編であった。ゲームとしての性質はかなり変化したものの、音楽性は前作をほぼ踏襲しているといっていいだろう。

ただしその音色はより芳醇で、より厚みがあった。前作はファミコン内蔵音源だけで音楽を奏でていたが、本作はそこにディスクシステム音源が加わったのだ。煌びやかなベルの響きや、ストリングスを思わせるメロディラインは、ホラー音楽としてのテイストをよりいっそう増幅していた。

前作に勝るとも劣らない印象的な楽曲が居並ぶが、必聴は、やはり「BloodyTears」だろう。後にさまざまな後継作でカバーされ、シリーズを代表する一曲である。

海外バージョンは日本版の翌年に、『Castlevania II Simon’s Quest』という名で登場した。

欧米にはディスクシステムがなかったので、ディスクシステム音源は使用していない。じゃあただのグレードダウンかと言われれば、そういうわけでもない。音色の少なさを逆手にとって、引き締まった音使いになっている。

もし『II』のサウンドが、初代『ドラキュラ』と同じ音源のまま作られていたら……。そんな歴史のifに思いを馳せたくなる、甲乙つけがたい出来なのである。

タイトル :
王家の谷 エルギーザの封印 SOUNDTRACKS (MSX版)

アーティスト名 :
コナミ矩形波倶楽部

配信サイトURL :
http://www.amusement-center.com/project/emusic/cgi/eggmusic_catalog-detail.cgi?product_id=9719

価  格 :
個別購入(1曲) 100円 アルバム購入(全15曲収録) 900円(共に税抜)

発 売 日 :
6月30日

『王家の谷 エルギーザの封印』は、1988年に発売されたMSX用のパズルアクションだ。ステージエディット機能と奥深いパズル性が好評を博し、一部に熱狂的なファンを持った作品として知られている。

もちろん、サウンドも秀逸だ。前作『王家の谷』はMSX標準音源であるPSGのみでサウンドを奏でたが、本作はそこにKONAMI特有のカスタム音源SCCを加えた。

SCC対応ソフトとしては第六弾にあたり、音源の使いこなしは成熟の域に達している。特に効果音の秀逸さは、語り草となっているところである(今回はそこまでお届けできないのが残念だが……。)

ゲームの舞台がエジプトなだけに、楽曲は全体にオリエンタル路線となっている。他ではなかなか聴くことのできない、しかしコナミらしさをしっかり滲ませたサウンドが魅力だ。