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レトロゲームの復刻ビジネスやデジタルコンテンツの配信を行なっている株式会社D4エンタープライズ(本社・東京都千代田区、代表取締役・鈴木直人)は、同社が運営するレトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG(※)』において、新規コンテンツ『マスター・オブ・モンスターズfinal(PC-9801版・Windows10対応版)』のリリースを開始しました。

タイトル : マスター・オブ・モンスターズfinal(PC-9801版・Windows10対応版)
ジャンル : シミュレーション
メーカー : システムソフト
http://www.amusement-center.com/project/egg/cgi/ecatalog-detail.cgi?contcode=7&product_id=1588
発 売 日 : 8月25日
価  格 : 500円(税抜)
(※ キャンペーン終了後は1000円(税抜)での配信となります。)
権利表記 :
(C)Systemsoft beta, Inc.
(C)2020 D4Enterprise Co.,Ltd. / (C)2020 MSX Licensing Corporation.

 狭間の地、ミッドガルド。ここにメルファラの嘆きが響いた時より幾星霜が過ぎ去ったのであろうか。あの契約以来、この平穏の眠りを醒ます者がいるとは誰も信じてはいなかったのに。
 だが嵐のようにわき起こった覇王の軍勢は、瞬く間に地上を蹂躙した。民人は力の限りに戦ったが、蠢く魔物達の軍勢は覇王と共に驀進し、ついに末裔の王国に迫り来たった。
 最後の時にも決断せぬ王を後に残し、騎士リスターは単騎敵中を突破した。勇者の叫びに応えた天界の守護ヘイムダルは 百万の精鋭をミッドガルドに送り出す。地上は阿鼻叫喚に満たされ、そして静寂が訪れた。
 それから数えて三世代が過ぎ去った。優柔不断な末裔王は乱心して国を追われ、覇王その人も凶刃に倒れる。それでも国は残り脆い均衡もそのままに、今も保たれている。
 だが今ここに新たな兆しが現れた。人の記憶にも残らぬ遥かな東の島にて、その者が「黄昏の指輪」を手にしたまさにその時、歴史の大天秤は再び大きく傾き始める。
 かくして古の大戦の幕は開かれたのだ。
 本作は1992年にリリースされたターン制のシミュレーションゲーム。プレイヤーは9つの種族(ソルジャー、エルフ、龍、バーバリアン、アマゾネス、トロール、鬼、スケルトン、ウルフ)から一人を選び、部下のモンスターとともに、ミッドガルド(人間界)、アースガルド(天上界)、ニブルヘル(地底)、エリシアム(妖精界)といった世界を攻略していきます。
 各マップには敵対するマスターが存在しており、これを倒すことでクリアとなります。魔法を駆使したり、部下のモンスターを召喚して戦わせたり、マップ上の探索をしてアイテムを見つけたりしながら攻略していきましょう。ちなみに戦闘で経験値を積むと、各モンスターは成長し、最大で3段階の進化をします。中には進化することで攻撃方法が変化したり、移動方法が変わったりすることも。ちなみに人間型のモンスターはアイテムを装備できるので、マップ上で武器などを拾ったら装備させてみるといいかもしれません。
 前作まではマップ上でピュアに戦うシミュレーションゲームといった印象でしたが、今回は物語性が大幅にパワーアップ。大きなキャンペーンマップで進軍方向を決めたり、マップ上ではイベントが発生することで仲間が増えたり……。さらにマルチエンディングを採用しているため、繰り返してプレイすることも可能です。
 シミュレーションゲームでありながら、シナリオ分岐などしっかりとした物語が楽しめる本作。シミュレーションとしてはもちろん、RPGっぽさも楽しめる贅沢な一本です。

EGGチャンネルにて紹介動画公開中!
https://youtu.be/HNr0Tj8f5zI