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 レトロゲームの復刻ビジネスやデジタルコンテンツの配信を行なっている株式会社D4エンタープライズ(本社・東京都中央区、代表取締役・鈴木直人)は、同社が運営するレトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』において、新規コンテンツ『魔導物語III 究極女王様(ゲームギア版)』のリリースを開始しました。

タイトル : 魔導物語III 究極女王様(ゲームギア版)
ジャンル : ロールプレイングゲーム
メーカー : コンパイル
オリジナル版発売年: 1994年
配信サイトURL : https://www.amusement-center.com/project/egg/game/?product_id=1865
発 売 日 : 1月23日
価  格 : 990円
権利表記 :
©SEGA
©2024 D4Enterprise Co.,Ltd.
「魔導物語」はD4エンタープライズの登録商標です。

 ボクは“アルル・ナジャ”…魔道師のタマゴ。りっぱな魔導師になるために古代魔導スクールをめざして旅を続けている。旅を続けてどれくらいになるだろうか。ボクはいつしか怪しげな森の中をさまよっていた。
 フッと何かの気配に気付いた時、背後から何者かの影が踊り出てきた。
『ほーっほほほほほほほほほほっ!!』
高笑いと共に、とんでもなく派手な格好のお姉さんの登場だ。
「あのお、あなたは誰ですか?」
『問答無用! いでよ“ミノタウロス”!!』
『ウォォォォォォォ!!』
お姉さんの背後からひときわ巨大な影が現れた。人間の体にウシの頭がついてる、と~ぉってもタフそうなヤツ。
『さあ、“ミノ”! あのガキんちょを叩きのめすのよ!!』
「わぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ボクはクルっと向きをかえると一目散に駆けだした。

 本作は1994年にリリースされたロールプレイングゲーム。これまでの『魔導物語I 3つの魔導球』『魔導物語II ?アルル16才?』は『魔導物語1-2-3』の“1”や“2”をベースにしたものでしたが、本作は『魔導物語1-2-3』の“3”のオープニングとエンディングは踏襲しつつも、それ以外はオリジナルのストーリーで展開。アルルとルルーによるユーモラスな物語が楽しめます。

 ゲームは前作までと同様に複数階に渡る8×8のダンジョンを冒険することになり、今回は疑似シンボルエンカウントのコマンドバトルになりました。戦闘ではコミカルな音声はもちろん、アルルの体力や魔力の残量やステータス状態が“言葉・表情・音楽”で表現されるファジー・パラメーターシステムも健在! ほかにもカーバンクルによる、魔導砲やアイテムのつまみ食いといったユニークな演出も楽しめます。

 同じ“3”を冠していても、オリジナルのMSX版とは大きく異なる内容は、MSX版のプレイヤーであっても新鮮な気持ちでプレイできることは必至。コンシューマーならではの新たな『3』を、ぜひお楽しみください。

EGGチャンネルにて紹介動画公開中!
https://youtu.be/SnarfJ7nJ9w